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私たちの復興への思い

 

2011年3月11日に起こった東日本大震災では、人類がこれまで経験したことのない、「地震・津波・原発事故」が同時に発生するという未曾有の大災害となりました。それにより、原発周辺地域から広域避難を余儀なくされた住民が、ここいわき市で避難生活を送っています。事故から既に4年の歳月が過ぎていますが、多くの住民が帰還できる見通しも立たないまま不安な避難生活を強いられています。

 

未だ収束の見通しが立たない原発事故の影響を考えると、今後も長期的な避難生活が続くことが予想されます。避難受け入れ先である各市町村の行政レベルでの支援は日々進歩していますが、それだけでは補えない被災者の求める細かなニーズに民間レベルで支援を継続することが私たちの責務であると考えています。

 

いわき自立生活センターは、発災直後から、避難住民に対してさまざまな支援活動を行ってきました。私たちがこれまでの障がい者支援事業で培ってきた、社会的弱者の目線で支援するノウハウは、そのまま被災者(災害弱者)の目線で支援する取り組みへと転化し、被災者に寄り添ったきめ細かな支援活動の輪を広げてきました。まさに福祉業としての強みを活かした復興支援です。

 

当センターの理事長が代表をつとめる、震災直後に復興支援を目的に立ち上げた「3.11被災者を支援するいわき連絡協議会」(愛称「みんぷく」)では、いわき市内外の支援団体と協力しながら被災地支援を行っています。主な活動としては、県内3地域において復興支援交流員を配置し、長期避難されている避難者の方々への相談支援等を行っています。また、被災地の現状と課題を伝える団体向けの防災・減災ツアーや各種復興イベントの企画、情報誌「一歩一報」の発行、またいわき市内各商店等23箇所に市民と被災者が集える交流サロン「まざり~な」を設置し、誰でも気軽に立ち寄り情報交換ができる場所をつくるなど、さまざまな支援活動を行っています。

 

しかしながら、まだまだ復興への道は長く険しい長期戦です。原発事故が地域住民に及ぼした影響は計り知れず、放射能汚染の問題、賠償問題、住民の対立等、状況は混沌を極め、時には出口の見えない復興活動にスタッフが戸惑うこともあります。ですが、苦しいときにこそ手を取り合い助け合う精神を忘れず、一歩一歩前に向かって進んでいくことが大切であると考えます。

 

困難な生活をされている被災者の方が一日も早く平穏な日常を取り戻せるよう、私たちはこれからも全力で復興支援を継続していきます。みなさまご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

            ↑みんぷくの復興支援活動を是非ご覧ください↑

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