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「みんなでつくる避難所」訓練実施

  • ciliwaki
  • 2015年2月24日
  • 読了時間: 2分

2014年7月26日、及び同年11月10日の2回に渡り、いわき市立勿来第二中学校体育館にて、市内の障がい者が主体となって災害時の避難所のあり方を考える訓練「みんなでつくる避難所」が開催されました。

この訓練は、米国の寄附団体「Global Giving」からの資金援助を受け、米国に本部を置く人道支援団体IMC(インターナショナル・メディカル・コープス)、東京に本部を置くNPO「AAR難民を助ける会」、いわき市で復興支援を行う「みんぷく・3.11被災者を支援するいわき連絡協議会」といわき自立生活センターとの共同事業で企画・実施されました。

訓練では、避難所にはどんなバリアが存在し、どのようにしてバリアを軽減することができるのかを、参加者が協力しながら訓練を進めました。また、自分の障がいを周囲の人に伝え、必要な支援を受けるためにはどんな方法があるかを考え、SOSカードの作成を通じて自分の力で情報発信する方法なども学びました。

また、災害時に必要な心構えや、準備すると便利なもの、また自分の健康管理に必要な知識なども学びました。特に2回目の訓練では、いわき市役所の職員も参加し、「福祉避難所」への模擬受付訓練を実施しました。災害時でも障がい者が優先的に入ることのできる福祉避難所は、その受け入れや運営の仕組みにおいて未だに制度として未整備の部分が多くありますが、今回の訓練では実際に障がい者の方々にさまざまな意見を出していただくことで今後の整備に大きく貢献できたと思います。

昼食時には市販されているさまざまな災害用保存食を用意し、バイキング方式で振舞われました。水だけで作れるパスタやもちなど、珍しい保存食ばかりでしたが、味の評判も良く参加者には大変好評でした。

今回の訓練により、障がい者の方にとっての避難所のあり方を考え、障がい者が自ら情報発信しながら災害時に自分の身を守る意識を持っていただけたのではないかと思います。

今後は市の福祉避難所制度の策定にこれら2回の訓練で得た成果を反映し、次の災害で障がい者が少しでも安心して避難生活ができるような体制づくりに貢献していきたいと思います。また、同様の訓練を他の地域や障がい者施設等でも実施し、障がい者及び地域住民の災害に対する意識高揚にもつなげていきたいと思います。

避難所訓練の実施内容に関する詳細は下をクリックしてご覧ください。

 
 
 
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